埼玉県の図像板碑(44) 比企郡吉見町ー4 |
地方道・東松山桶川線と市野川に接する地域で、板碑は観音堂墓地の入り口一画に上下を逆さにして固定して立てられる。現高48.5センチ、上幅38、根部の部分で幅30、厚さ4センチの板碑で、身部の残された部分はわずか19センチに過ぎない残欠であるが銘文がある点貴重である。
中尊は下向きの蓮座に対して、脇侍の両菩薩の蓮座は反花の回りを輪郭で囲む形に線刻する。この下部に紀年名等が読まれる。
「開法/文和二□(1353・南北朝)/□/西阿」
2011年 09月 06日
◆比企郡吉見町江綱・観音堂 弥陀三尊図像板碑
地方道・東松山桶川線と市野川に接する地域で、板碑は観音堂墓地の入り口一画に上下を逆さにして固定して立てられる。現高48.5センチ、上幅38、根部の部分で幅30、厚さ4センチの板碑で、身部の残された部分はわずか19センチに過ぎない残欠であるが銘文がある点貴重である。 中尊は下向きの蓮座に対して、脇侍の両菩薩の蓮座は反花の回りを輪郭で囲む形に線刻する。この下部に紀年名等が読まれる。 「開法/文和二□(1353・南北朝)/□/西阿」
by akisinogawa
| 2011-09-06 09:22
| 板碑・図像板碑・石造美術
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